サウジアラビアに限らず多くの国のロイヤルファミリー、国王や王子達の生活はベールに隠されています。
新聞、テレビ、ネット等から聞こえてくる情勢は彼らの生活の一部を切り取っているにすぎないのです。
サウジアラビア国王、王族達はどのような生活を送っているのか豪華な生活の実態を紹介します。
サウジアラビア国王達の家族関係
サウジアラビアの国王、王族達は何千人もいると言われています。
イスラムのシャーリア法では一度に妻は4人までと認められていますが4人の妻以外に同等の扱いである女性がいる王族がいることも事実です。
すべての妻の生活は同等に扱わなければならないと決められているためある程度裕福ではないと実現しないのです。
1人の妻と春に旅行に行くなら、その他の妻とは残りの夏、秋、冬の中で同じ年に同じ扱いをしなければならないのです。
初代国王の妻は正妻は4人、その他の愛人などが数十人以上とも言われています。
サルマン国王は3人の妻がおり子供は10人以上、サルマン国王自身も25番目の男子ということになっています。
アラブ世界では今でも子供は多いほうがよいという考えがあり普通のサウジアラビア国民であっても7人、8人の子供を持つことは普通なのです。
サウジアラビア国王や王族達の生活
サウジアラビアの国王達の普段の生活は、宮殿内での生活になるため普通の人はうかがい知ることはできません。
時折宮殿内に仕事の用事で呼ばれた人からその豪華な生活の一辺を聞くことができたらラッキーなのです。
ある王族の妻のもとにエステシャンが呼ばれマッサージなどを施術しに宮殿内に入った人の話です。
エステシャンが施術する前に、高級ブティックの従業員が呼ばれており、ブランド品のカタログなどが机の上に広げられていました。
その部屋にはたくさんのブランド品があるにもかかわらず、次の機会にはこの数十枚のページ分すべてを持ってくるように言われるのです。
高級ブティックの従業員が去り、エステシャンが施術中に次の用事がある人が外で待機するといった感じの生活なのです。
サウジアラビア国王や王族たちの休暇中の生活
王族達が休暇でサウジアラビアから出国するのは一般の人達にはあまり知られていません。
もちろん事前に決まっていることもありますが、誰かの気まぐれで突然スケジュールが組まれることもあります。
その際には王族の多いリヤドのキングハリード空港は突然閉鎖になります。
すべての飛行機の出発時間は遅れることになり、国王、王族達が出国するのを待つことになるのです。
また彼らの行く休暇先でも豪華な休暇が用意されています。
警備上、王族達は行く先々の施設を貸し切りにすることが多くデパート、遊園地、有名なビーチなど様々な場所を貸し切りにしてきました。
スイスのデパートを夜から貸し切りにしてショッピングを楽しんだり、最近ではディズニーランドパリを貸し切りにしてパーティをしたのは有名な話です。
ディズニーランドパリを3日間貸し切りにして19億円の出費なんて想像を絶する豪華な休暇です。
まとめ
サウジアラビアの国王、王族たちは世界有数の原油資源で豪華な生活をしています。
しかしこの先王族は2万人を超すとも言われておりすべての王族たちを抱えることは難しくなると考えられています。
この危機を救うため若い皇太子が脱石油依存の経済改革を推し進め新しい投資、技術協力などを各国に呼び掛けているのです。