サウジアラビアは王が国を統治する絶対君主制です。
世界には王が統治しその子供の王子が継承していく君主制の国がブルネイ、オマーン、UAEなどいくつかあります。
サウジアラビアの王子の人数や気になる資産などをご紹介します。
サウジアラビア国の歴史
サウジアラビアは1932年にイブンサウード王が建国した国です。
オスマン帝国やエジプトから奪還し、第一次サウド王国、第二次サウド王国、ヒジャーズ王国など経てサウジアラビアになりました。
サウジアラビアの国名からもわかるようにサウド家のアラビアと名付けられ政府の要職は王族で占められています。
経済学者が判断する民主主義指数によるとサウード家の王、王子が国の権利のすべてを掌握しているため独裁主義的な国との評価をされています。
世界の王族達
王族、ロイヤルファミリーと名が付くとイギリスの王室やスウェーデン王室などがたびたび話題になり優雅な感じがしますよね。
王族の中の王子様達はドラマティックな生活をしていたり、ロイヤルウエディング、王子や王女の誕生などのニュースもよく見られます。
ヨーロッパ、アジアなど王室制の国はいくつかありますが、基本的に妻は1人であり、王子、王女の人数は多くても3-5人ではないでしょうか?
対してサウジアラビアの王族の王、王子達は妻が1人ではない人も多くおり子供の人数は今でも多ければ多いほどよいという考えの人が主流です。
一般のサウジアラビア国民でも子供の人数については、3人でも少ないという感覚なのです。
サウジアラビアのイスラム教では妻は4人まで持つことができますがすべて平等にしなければならないためサウジアラビアの庶民はたいてい1人の妻です。
巨額の資産があるサウジアラビアの王族であれば、何人の妻であっても平等な生活をすることは可能なのです。
サウジアラビアの王子の人数
イスラム教では4人の妻まで持つことができ、初代のアブドゥル国王の王子、王女の人数は約200人近くいると言われています。
王位継承権を持つ人数は当時約40人おり年長順に王位継承を続けています。
1992年にはサウジアラビアの国王は初代国王の男子の子孫と決められ、ワッハーブ派のイスラム教徒でなければ結婚はできません。
このため海外の王族や巨額の資産を持つ家庭との政略結婚などはほぼありません。
現在初代国王から数えて第6世代までの王子が誕生しておりその人数は1万人を超えると言われています。
サウジアラビア王族の資産
世界には巨額の資産を持つ王族は多くいます。
何百億、何千億の資産を持つアフリカやアジア、ヨーロッパの王族達は一生では使いきれない資産を保有しています。
何千億もある王子たちはどのような生活を送っているのか気になりますが、サウジアラビアでは何兆もの資産を持つ人王子もいるのです。
1人の王子だけで2兆円もの資産を持つ王子もいるのです。
まとめ
サウジアラビアは世界で有数の天然資源産出国であり、国家の歳入はすべてこれらでまかなっています。
アフリカの小国の国家予算なみの資産を持つサウジアラビアの富豪達は現在も豪華な生活をしています。
しかし天然ガスは増え続ける国民のための飲料水の淡水化に使用しており原油のみになっているため脱石油経済政策に方向転換しようとしているのです。
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