サウジアラビアの首都リヤドには日本人子女のためのリヤド日本人学校があります。
リヤド在住の日本人で作られている日本人会の学校運営理事会により運営されています。
サウジアラビアのリヤドに転勤が決まったら気になる子供の教育、日本人学校について紹介します。
海外に設置されている日本人学校と補習授業校
海外には日本人の子女が通うための日本人学校、補習授業校があります。
学校教育法に規定されている日本の学校に準じた授業を海外で受けることが可能です。
日本人学校は全日制で日本と同様の授業を、補習授業校は平日の放課後や週末に国語、漢字などの授業を主に受けることができます。
日本人学校は文部科学大臣から認可を受けている学校ですので、小学校、中学、高校卒業時には日本の学校卒業と同じ資格を得られます。
教科書は日本国内で使用されているものですので、帰国後日本の学校の授業にスムーズについていくことができます。
教員は日本全国から派遣される日本人の教員によって行われています。
補習授業校の内容は地域、年齢によって様々です。
週末のみの補習校では国語がメインですし、平日の放課後でしたら、国語以外の科目が行われている学校もあります。
補習授業校の先生は現地採用の先生で日本の教科書を使って授業をされています。
現地校、インターナショナル校に通っている子女が日本語や日本の文化に触れる機会のために作られています。
少人数でアットホームな日本人学校
サウジアラビア国内には、リヤドとジッダにそれぞれ1校ずつ日本人学校があり、ダーランに補習授業校があります。
リヤド日本人学校には2-3年おきに日本から校長先生、一般の先生が交代で来ており、小学校と中学校があります。
人数は10人程度を推移しており、少人数ならではのアットホームな雰囲気が魅力です。
現地の日本人会も協力しているため、学校での運動会、お祭りなどの行事は在住日本人も参加して盛大に行われています。
6月中旬からは現地のインターナショナル校に通う日本人の子女が体験入学できますし、現地にある海外学校との交流など国際交流を推進しています。
サウジアラビアのリヤド日本人学校ならではの行事、例えば、アラビア語授業、アラブスイーツ工場見学、キングサウード大学の先生を招いた学習もあります。
日本の学校では恒例である避難訓練に加えて日本人学校ではテロ侵入を想定したテロ避難訓練も毎年実施されているのでセキュリティ面も安心できます。
まとめ
海外赴任が決まると子供の教育はどうしようかと気になりますよね。
サウジアラビアのリヤドにはインターナショナル校、アメリカンスクール、ブリティッシュスクール、リヤド日本人学校があり選択肢は様々です。
リヤド日本人学校はアットホームで先生と生徒の仲がよく、保護者との連携もしっかりしているので安心して預けることができます。