サウジアラビアは中東で最大面積、人口密度とピラミッド

サウジアラビアは中東で最大の面積を持つ産油国として有名な国です。

日本とも関わりは深く、輸出入の貿易相手国としても重要な国です。

そんな我が国と関係の深いサウジアラビアの面積や人口、人口密度と人口ピラミッドなど基礎データをご紹介します。

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サウジアラビアの国土面積や地理データ

サウジアラビアの面積は215平方キロメートルで数字で書くと2,150,000 キロヘイホウメートル、日本の約5.7倍とかなり広いです。

アラビア半島の約8割を占めており紅海、ペルシャ湾に面しています。

国土の大部分が砂漠で、北部にはネフド砂漠、南部にはルブアルハリ砂漠があります。

国土の中央部にある砂漠には首都リヤドがあり鉄分を含む赤い砂丘地帯が広がっているため現地では赤い砂漠とも呼ばれています。

砂漠が広がるアラビア半島はフラットな地形だと思われがちですが、砂漠と紅海の間には標高2500メートルの中央山地があります。

また南部には国内で一番高いサウダ山があり標高は3313メートルです。

サウジアラビアの人口密度と人口ピラミッド

サウジアラビアの人口密度を日本の人口密度を比べてみましょう。

ワールドデータアトラスのデータによると1平方キロメートルあたりの人口はサウジアラビアが約15人、日本は約348人です。

面積はサウジアラビアが日本に比べて5.7倍広く、人口は日本がサウジアラビアの約20倍とかなり多いです。

日本の都市と郊外で人口密度の違いがありますが、日本は狭い国土にたくさんの人が住んでいることがわかります。

高齢者の割合は日本が全体の約27%に比べサウジアラビアは全体の3%で日本は高齢社会、サウジアラビアは若者社会なのです。

サウジアラビアと日本の人口ピラミッドの違いはどうでしょうか?

日本は1930年代は若い年代が多く高齢者は少ないピラミッド型が現在高齢者が多いつぼ型になっています。

現在サウジアラビアはピラミッド型になっていますが男女の差が大きく、若干男性が女性に比べて多くなっています。

通常の出生率が高い国の人口ピラミッドの形は男女の比率がほとんど変わらない富士山のような形をしています。

しかしサウジアラビアでは、男性が多くなっており、特に働きざかりの年齢の男性の人口が多いのは外国の出稼ぎ労働者が多いからなのです。

まとめ

世界中の多くの国が出生率が低下傾向にあるにもかかわらずサウジアラビアは出生率が高く労働人口が増えている国です。

しかし王族の世代交代により女性の教育や社会進出が進みサウジアラビアの特殊出生率(1人の女性が生涯産む子供の数)は下がってきています。

石油資源だけに頼るのではなく、サウジビジョン2030に掲げられた豊かな人的資源も活用できるようになる必要があるのです。

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