サウジアラビアの日本人が通える学校について現地の学校との違い

サウジアラビアに家族での滞在が決まったら子供の学校についての情報が欲しくなりますよね。

幼稚園、小学校、中学校と子供の月齢によりサウジアラビアの学校の選択肢は大きく変わってきます。

サウジアラビア国内で日本人が通える学校について、また現地校との違いについてご紹介します。

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サウジアラビア国内にある学校について

サウジアラビアの学校について紹介するには現地校とプライベート校、インターナショナル校の説明をしなければなりません。

海外において現地校というのはその国の子供が通う学校のことをいいます。

日本の学校で例えると公立の小中学校が現地校となり、私立小中学校はプライベート校となります。

インターナショナル校は外国人のための学校で経営母体によりアメリカ式、イギリス式などがあり、教育プログラムは国により異なります。

インターナショナル校以外に日本人学校、アメリカンスクール、ブリティシュスクール、フレンチスクールなどその国の滞在者によりその国独自の学校があることもあります。

現地校は現地の言語での授業ですので、現地の言葉が理解できないと通うことは難しいのです。

サウジアラビアの現地校の公立学校について

サウジアラビアの現地校の授業はアラビア語で行われており、英語の授業は小学校高学年からはじまります。

サウジアラビア国籍の子供が通う学校ですので、公式にはイスラム教徒が通うということなのでコーランの授業は多くあります。

コーランの暗唱、理解、テスト等一週間のうち8時間以上あるのです。

またサウジアラビアの現地校は小学校から男女別学です。

男子校には男性の先生しかいないため母親は入ることはできません。

授業については女子校は体育がない学校もあります。

通っている子供たちはサウジアラビア国籍の子供がほとんどで日本人が通うにはアラビア語の理解が必要なため難しいでしょう。

父親がサウジアラビア人、母親が日本人という場合、現地校に通っている場合もあります。

サウジアラビアの現地校の私立学校について

サウジアラビア国内にある私立校は英語での授業をしている学校もあります。

イスラム色が公立に比べて強くありませんがコーランの授業はありますし、女性の体育の授業が少なかったりします。

学校にもよりますが欧米系に近い内容の教育をしているところが多く留学する生徒も多いのが特徴で男女は別学です。

公立に比べると比較的英語が多い印象ですが、教科書などはすべてアラビア語ですので日本人が通うのは難しいかもしれません。

サウジアラビア国内にあるインターナショナル校

インターナショナル校はさまざまな国籍の子供たちが通う学校です。

オーストラリア系、カナダ系など経営母体によりさまざまな学校教育を取り入れておりその国独自の教育方針があります。

日本人が通う学校については日本人学校かインターナショナル校になります。

アメリカンスクール、プリティシュスクールは両親のどちらかがアメリカ人かイギリス人であるとすぐに入ることができます。

日本人も入学可能ですが、英語のテストがあったり定員がオーバーだと待たされることもあります。

まとめ

サウジアラビア国内で日本人の子女が通える学校は日本人学校、インターナショナル校、などになるでしょう。

日本人学校は文科省が認可している学校で日本と同様の教科書を使用しているため帰国後も違和感なく通うことができます。

インターナショナル校、アメリカン、ブリティッシュスクールでは国際感覚が身につくことが魅力の一つです。

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